第28回 日本のさかな離れとさかな屋の嫁の想い②

離乳食インストラクター協会ニュース記事

第28回

日本のさかな離れと
さかな屋の嫁の想い②

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こんにちは。離乳食インストラクターでさかな屋の嫁の神田ひかりです。
さかな屋の嫁としての連載がいよいよ最終回となりました。
最終回は「さかな離れ」について、さかな屋の嫁としての想いと願い伝えさせてください。

「さかな離れ」は大人の考え方、行動ひとつで歯止めをかけられると私は考えます。

●おさかなにしかない栄養素を積極的に!

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時代と共にライフスタイルが変わってきた事で、私たちの食をとりまく環境も大きく変化してきました。
時短や便利を求めることで、私たちは無意識のうちに「健康を阻害するもの」も選んでしまっているのが現状です。
さかな離れもその傾向の一つであると私は考えます。
「おさかなにしかない素晴らしい栄養素」は、未来の宝である子どもたちの成長には不可欠な栄養素です。
また子どもだけでなく大人の健康にも重要な役割を担っています。

たしかに肉料理に比べて調理や後片付けは面倒かもしれません。
それ以上に素晴らしい栄養素がお金で買えない健康を支えてくれます。
食に溢れる現代だからこそ「何が一番身体にとって重要なのか」ということを前提に食材を選んで欲しいな思います。

●おさかなだからこそできる食育
さかなを調理する大人が子どもに伝えられる事はたくさんあります。
「切り身」ではおさかながどんな顔をしているのか分かりません。
おさかなは、泳いでいたままの(生きていたままの)姿で購入できる、調理できる食材です。
これはお肉ではなかなか出来ないことです。
ご家庭の食卓で頭付きの「煮魚」や「焼き魚」を並べることで、命を頂くことへの感謝の気持ちを育ませてあげられます。
お母さんが一生懸命おさかなをさばく姿を見せてあげることも、私は子どもたちに必要なことじゃないかなぁと思います。

●子どもの食べた記憶が未来を作る

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さかなの美味しさや健康的要素を食事で得られず、おさかなに興味を持てずに育つ子どもが増えるとどうなりますか?
自然資源を大切に思う気持ち、漁師さんへの感謝の気持ち。
子どもが食べた記憶は、たくさんの思い出や想いを育みます。
そしてそれは、子ども自らが選ぶ事は出来ないのです。
子どもは親から与えられたものしか食べられません。
だからこそ、親である、大人である私たちがしっかり「食意識」を持ってご家庭の食卓に向き合ってもらいたいなぁと思うのです。

●さかな屋の嫁として伝えたいこと
離乳食は人間が初めて「食べ物」を口にする瞬間です。
その時のママの気持ちはどんな気持ちだと思いますか?
「とにかく健やかに育って欲しい」とただそれだけを願って食べさせます。
ですから離乳食期の赤ちゃんを持つママは一生懸命だし、たくさん悩みます。

そんなママ達の支えになりたいと離乳食インストラクターになりましたが、それ以上に願っている事。
それはこの離乳食を機に、赤ちゃんのために頑張れた事や変えられた食習慣をぜひご家庭の食卓に生かして、
家族みんなが笑顔で健康になって欲しいという事です。

手作りのお出汁、薄味、安心で安全な食材選び。
「さかな好きな子になって欲しい」と願うママの想いを、赤ちゃんのためだけでなく、ぜひ継続してママ自身にも、家族みんなにも!
ご家庭の食卓で広げていって欲しいなと願うのです。
それが「さかな離れ」「和食離れ」に歯止めをかけるべく!
離乳食インストラクターとして、さかな屋の嫁として、私自身が伝えて行きたい事です。